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取出ロボット用アタッチメントヘッドが成形品を吸着する際のエア消費量を
大幅に削減できる「ECO吸着ユニット」を開発

2009年4月28日

ハートフルテクノロジーを標榜する射出成形機用取出ロボット専業メーカーの株式会社ユーシン精機(社長・小谷 眞由美、本社・京都市、資本金・19億8,566万円)は、このほど、取出ロボット用アタッチメントヘッドが成形品を吸着する際のエア消費量を大幅に削減することで、エアコンプレッサ電気代の削減と共に地球環境保護に役立つ「ECO吸着ユニット」を開発、オプションとして、5月から販売を開始する。

この「ECO吸着ユニット」は、取出ロボット用アタッチメントヘッドが成形品を吸着する際のエア消費量を削減するもので、当社のサーボトラバース(横走行)取出ロボットすべてに対応するもの、ユーシン精機では、特に、現在当社の取出しロボットを使用しているユーザーに対して、積極的に売り込む方針である。

通常、射出成形機で成形されたプラスチック製品を取出ロボットが取り出す場合、製品取出しから製品開放まで、取出しヘッドの吸着回路は常にONの状態で、この間エアは消費され続けている。

今回の「ECO吸着ユニット」(特許出願中)は、製品吸着時の吸着圧力を監視し、製品を保持するために十分な吸着圧力に達すれば、吸着回路を遮断することでエアを消費せずに吸着力を保持し、吸着開始から成形品開放までのエア消費量を削減できる。また漏れなどにより吸着圧力が下がって、製品を保持する力が足りなくなりそうになると、吸着回路を再び作動させる。

実際に当社取出ロボット(型締力150トンクラス)によるエアコンプレッサ電気代削減事例
1台で、1年間の電気代が75,000円→19,000円となり、56,000円の削減となる。

測定条件
稼動時間:24時間
成形サイクル:15秒(取出時間が、取出開始〜成形品開放の時間25%の場合:ECO吸着作動率=75%)
エア消費量:19Nリットル/サイクル
コンプレッサ吐出し空気量:2,300Nリットル/分
コンプレッサ用モータ出力:16kW
電気代:13円/kWh
ECO吸着によるエア消費削減率:75%
※上記数値は当社実機での実測値、成形品の形状・吸着面の状態によって変化する。

本ユニットの特長は、
1. 使用されている当社取出ロボット(EA機以降のサーボ機)に取り付け可能。
2. 取出ロボットのプログラム変更が不要。
3. 1ユニットで最大2回路まで対応。
4. エアコンプレッサ設備費用の低減(1ランクもしくは2ランク下のクラスの容量選定が可能)。

価格は本体定価(消費税別)で、「ECO吸着ユニット」1回路(吸着回路は別途)で35,000円〜、取り付け作業費は別途実費。
年間約500ユニットの販売を見込んでいる。


ユーシン精機について:

ユーシン精機は、1973年に各種自動機の設計・製造メーカーとして設立され、1978年に初めてプラスチック製品取出ロボットを発表しました。現在、当社は取出ロボットを中心にプラスチック射出成形工場の合理化FA化を推進する機器、システムの開発、製造、販売を手掛けています。近年、ますます多様化・高度化するお客様のご要望にお応えするため、積極的に新規事業分野を開拓するとともに、より一層スピーディな商品開発とグローバル展開を行ってまいります


お問い合せ:

株式会社ユーシン精機
〒612-8492 京都市伏見区久我本町11-260
TEL. 075-933-9555
FAX. 075-934-4033


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